あのね、
お久しぶりの更新です
中間テストとWritingの課題に追われあたふたしてました(言い訳
今日は6/24 (Sun)にいってきたPRIDE Paradeのことを書きたいと思います
1. あのね、
出国前の4月くらいから、
たかひろ(中西たかひろ)が代表を務める ”あのね、” という団体で活動しています。
”あのね、”では、
関西の小中学校の子どもたちに、性の多様性を知ってもらうための出張授業を行ってます。
今はアメリカにいるので日本での実働などには参加できないんですが、このサンフランシスコという地から情報発信をしていこうと思ってます!
サンフランシスコにはLGBTQの歴史や所縁の地区があったり、このPRIDE Parade があったりと、
日本にはない文化、風潮、歴史があり、学べることや新しく知ることがたくさんあります。
まだ何をしようか考えている段階ですが、少しづつ進めていきたいと思います。
今回は、その第一弾としてPRIDE Paradeについて書きます!
2. PRIDE Parade🏳️🌈
PRIDE Paradeは今では世界でもいろんなとこで開催されていて、
日本だと東京でも開催されているみたいです。
サンフランシスコではビッグイベントの1つです。
パレードでは、LGBTQの権利を主張したり、ありのままの自分を表現したり、支持を示したりと、思い思いに自分が伝えたいこと・知ってほしいことなどを持ってたくさんの人が歩いていました(めっちゃカラフルで綺麗だった…)
また、AppleやUberといった企業、家族、個人、大学、警察、市長などほんとに幅広くいろんな組織・人が参加していました。(市長さんがきた時は結構びっくりした)
見ている人もただ見ているだけではなく、一緒に盛り上がったり声援を送ったりしていて、パレード参加者と見ている人の両方が一体になってその環境を作っていることが私にとってはすごく感動的でした。
日本ではまだ少し偏見があったり、表現するのが恥ずかしかったり受け入れられないような雰囲気があるような気がするんですが、
もうそんなの関係なくて、裸でも、見た目は男の人がスカートを履いていても、奇抜な服装をしていても、みんな最高だね!って感じで、声を掛け合ったりハイタッチしたりしていました。
みんなおんなじ人間で、自分がありたいように生きていくのがいいんだ。って。
▶︎まだ完全ではない
もちろん、アメリカでもまだまだ偏見や差別はあるみたいです。サンフランシスコやロサンゼルスといった西側では、LGBTQが受け入れられていたり、支持する人が多いですが、東の方は西に比べてまだ差別や偏見が強いところもあるようです。(ルームメイト情報)
日本からみると、アメリカはいろんな人種の方がいて、性に対しても寛容なイメージで、全体的に多くの人がLGBTQに対しても理解を持ち、共存してる社会がある。という感じがします。
当たり前だけど、地域や文化、年代などによって違うみたいです。
それでも、LGBTQへの理解や制度、対応は進んでいるなぁと思います。
実際、SFSU(サンフランシスコ州立大学)でも、相談室やちゃんとして部署があったりします。(関学あったっけ…)
3. 性の多様性
ここ数年で日本でも性に対する寛容さは大きくなってきたのかなと感じてます。
おねぇと言われるタレントさんがたくさん出てきて人気もあったり、TVで見る機会も増えたりしていることがその環境を作ってくれているきっかけの1つだと思います。
全体的に見るとそういう雰囲気があるかもですが、
個人レベルで見るとまだ偏見や受け入れきれない気持ちがある人もいます。
個人的に、それはその人自身の価値観や考え方であって変えられるものではなくて、無理にLGBTQに対して理解を持ちなさいということはするべきでないと思ってます。
▶︎何をしよう
いろんな考え方価値観を持った人がいる中で、何をどうして行ったらいいのかを考えた時に、
1つは、偏見を変えること。偏見自体、何か間違った捉え方や伝わり方をしていたり、誤解から生まれている場合があると思います。
そこに対して、ちゃんと事実を伝えたり、そうじゃないんだよってことをもっと伝えていきたい。
もう1つは、自分自身がAllyであり続けること。私自身は恋愛対象は男性ですが、女性が女性を好きになる、男性が男性を好きになることに対して特にネガティブな感情はなくて、
生物学的な性別に関係なく応援したくなるし、こっちも幸せな気持ちになります。
性別がどうこうというより、その人がどうありたいかが大事、ありのままの自分でいることが大事だと思ってます(私はそういう人です笑)
だからという訳ではないですが、私自身はAlly (理解者、支持者)であり続けたい。
この言葉もなくなったらいいのにとは思いますが、どんな人でもその人自身と向き合って関係を作っていけたらなと思ってます。
4. 最後に
日本もアメリカのように!
とは思いませんが、
日本に合ったやり方で、もっとLGBTQの人もそうじゃない人もそんなの関係なく一緒に生きていける社会になっていったらなと思ってます。
あのね、活動がんばるぞう。
【PRIDE Paredeの様子】(*手ブレごめんなさい…)
▼Appleのパレード(りんごさんにはお世話になってます笑)
▼52年前からのパートナー 本当に幸せそうで、こちらまで幸せな気持ちに
▼SFSUのParade用のTシャツ!(集合場所行ったけど見つからなくて参加は諦めました笑)
心電図みたいなデザインは、サンフランシスコにおけるQueerの変遷を表していて、
これまでの道のりは平たんではなく山あり谷ありだったということを伝えています。
右側写真には、これまで行ってきたQueerの活動が記されています。
ここまで!
読んでくださってありがとうございます。
あきほ